パワハラで訴訟して勝てるのか
パワハラをされて会社を辞めるにあたり、ただやられたままで終わることもどうなのかと思い、出来ることがないか調べました。
結論、時間と費用が膨大にかかり、労力に見合わない事が多いです。
弁護士費用や膨大な時間、嫌なことを思い出さなければならない等デメリットが大きいです。
自分自身、家族、パートナーが希死念慮に取り憑かれ残念なことになった等大きな事情がなければ、勝てる可能性もあまりなく、勝てても得るものも少なく感じます。
諦めて早く忘れるに限るというのが答えです。
この記事は訴訟はどの様な準備と費用がどれくらいかかるかざっくり調べた記事となります。パワハラをされ、辞めるに至り、何か一矢報いる事が出来ないか調べたものになります。
1.訴訟に必要なこと
訴訟にかかる時間
ケースによって大きく異なりますが、一般的に1年以上かかることが多いようです。また、以下の要素が、訴訟期間に影響を与える可能性があります。
- 訴訟の複雑さ: 証拠の量や種類、争点の複雑さによって、裁判が長期化する可能性があります。
- 裁判所のスケジュール: 各裁判所のスケジュールによって、期日が決まり、それが訴訟期間に影響を与えます。
- 当事者の対応: 両当事者の対応の仕方によっても、訴訟が長期化する可能性があります。
2.訴訟にかかる費用
訴訟にかかる費用も、ケースによって大きく異なりますが、以下のような費用がかかる可能性があります。
- 弁護士費用: 弁護士に依頼する場合、費用は50万円から150万円程度とされています。費用の内訳としては、着手金、成功報酬、相談料、裁判の日当などが含まれます。
着手金と成功報酬は、総費用の8%から16%程度となります。
相談料は無料から1時間10,000円程度まで様々で、初回無料相談を提供する法律事務所もあるようです。 - 訴訟手数料: 請求する金額によって変わりますが、一般的にパワハラ訴訟の場合、5,000円から13,000円程度がかかります。例えば、100万円の請求をする場合は、手数料が50,000円になる場合もあります。
- 印紙代: 訴状などを提出する際に、印紙代がかかります。
- 交通費: 裁判所への出頭や、証拠収集のために交通費がかかる場合があります。
- その他費用: 鑑定費用や、証拠収集のための費用などがかかる場合があります。
あくまで参考なので、訴訟する場合は実際に弁護士に相談をしてください。
3.訴訟に必要なもの
・証拠の収集
音声データ、写真、メールやメッセージの履歴、具体的な日時と場所などの記録を残しておく、目撃者の証言など
・時間
訴訟は時間のかかる手続きです。定期的に裁判所に出頭するなど、時間的な余裕が必要です。
・精神的な準備と覚悟
訴訟は精神的な負担が大きいです。必ず嫌なことを思い出す証言をする必要があるので、心の準備と覚悟が必要です。
4.パワハラで勝訴した判例は?
パワハラ訴訟で勝訴した日本での判例はあるようです。
具体的な事例は厚生労働省が運営する「あかるい職場応援団 -職場のハラスメント(パワハラ、セクハラ)」のウェブサイトで詳しく紹介されています。
あかるい職場応援団 -職場のハラスメント(パワハラ、セクハラ)https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/foundation/judicail-precedent/
このサイトで、裁判例を以下の14の切り口で分類して掲載されていますので興味があればご確認ください。
このこのホームページを知ってパワハラとセクハラは通ずるところがあるのだと気付きました。ハラスメントの扱いなので確かにそうだと妙に腑に落ちました。
まとめ
パワハラを立証するにはかなりの労力と手間とお金がかかります。
立証するために証拠を集めたり、立証させる為に、不快だったことをこちらが思い出さないといけません。
このパワハラの制裁方法を調べているうちにセクハラ被害者が泣き寝入りするのもこれに近い感情なのだろうと感じました。
パワハラするやつもセクハラ行為するやつものうのうとヘラヘラ生きているんだと思うと怒りを感じずにはいられません。
パワハラで労基に相談する事も一案ですが辞める企業の是正とか本当にどうでもいいです。
同じ思いをする人間が早く辞めて人員不足になることが、パワハラしてきた人間が疲弊していけばいいのかと考えます。
嫌なことを思い出してまた病気になるくらいなら諦めて早く忘れて他のことをしたほうがいいように考えます。
うつで休養している時に感じたのは、心身を壊してくる人もいますが、心を救ってくれるのも人でした。全員悪人ではなかったです。
他にも良質なコンテンツやChatGPT等が心を救ってくれます。
ChatGPTと会話をする事も出来ますので、会話していたらすごい肯定的な事を言ってくれたり、前向きになれます。
傷病手当金や失業保険等国のセーフティネットもありますので、嫌なことは早く忘れて他の道を進みましょう。
人生が終わったのではなく始まったと思いましょう。